2026/09/18 19:32

昔好きだったストリートファッション。

太いパンツ。

大きなTシャツ。

キャップ。

スニーカー。

久しぶりに同じような格好をしてみる。

鏡を見る。

「何か違う。」

服が悪いわけではない。

ストリートが似合わなくなったわけでもない。

たぶん、

昔のバランスをそのまま持ってきているからだ。

20代の自分と、今の自分は違う。

身体も変わる。

顔も変わる。

髪型も変わる。

生活も変わる。

当たり前のことだ。

なのに服だけ、

20代の頃と同じバランスに戻そうとすると、

違和感が出る。

だから必要なのは、

卒業ではない。

調整だと思う。

全部を大きくしない。

昔のストリートを思い出して、

Tシャツを大きくする。

パンツも太くする。

アウターも大きくする。

全部を一度にやると、

服のボリュームが強くなりすぎることがある。

上をゆったりさせるなら、

パンツは少し整理する。

ワイドパンツなら、

Tシャツの着丈を長くしすぎない。

どこか一ヶ所に基準を作る。

それだけでまとまりやすくなる。

「若者の服」を避ける必要はない。

ワイドパンツ。

キャップ。

スニーカー。

グラフィックT。

どれも年齢制限がある服ではない。

問題になるとすれば、

アイテムではなく組み合わせだ。

流行っているものを全部入れると、

「若く見せようとしている」印象になることがある。

逆に、

自分が昔から好きだったものを一つ残し、

他を今のバランスに変えると自然になる。

清潔感は残す。

大人のストリートで、

かなり大事だと思っていることがある。

それが清潔感。

服がルーズでも、

全部がだらしなく見える必要はない。

サイズ。

裾。

靴。

首元。

髪。

ほんの少し整えるだけで、

同じストリートでも印象が変わる。

無骨さと清潔感は、

両立できる。

昔の自分を再現しなくていい。

昔と同じブランドを着てもいい。

同じ音楽が好きでもいい。

同じスニーカーを履いてもいい。

でも、

昔と同じ自分になる必要はない。

今の自分で着ればいい。

40代になったから、

ストリートを降りる。

そうではなく、

40代のストリートをつくる。

好きなカルチャーはそのまま。

変えるのは、サイズ感とバランス。

それくらいでいい。

昔好きだった服を、

今の自分で着る。

SEAPORTが伝えたいことは、

結局ここに戻ってくる。

CARRY YOUR ROOTS.